情報社会における格差

 

 

今日、日常生活における情報収集は実に容易である。

手元のスマートフォンからPC、新聞、テレビ、友人との会話、書籍など

紙媒体から電子媒体に至るまで幅広く多種多様である。

 

情報リテラシーという言葉をご存じだろうか。

 

簡単に、目的に応じた情報を活用することのできる能力のことを指す。

情報が溢れ、氾濫しているなかから正しい情報を見出し活用できている若者はどれだけいるのだろうか。

ほとんどいないというのが現状であろう。

そもそも正しい情報と判断するには当人の立場や性格、経験や知識など、各々が異なって有する膨大なデータともいうべきものが必要となる。

 

 

ここでポイントともなりうる点がある。

 

それは各々が異なっていることである。

 

経験や知識が他者と比較し不足している場合、他者と異なる判断基準によって情報を取捨選択する。そしてその結果誤った情報を信頼し活用するといういわゆる情報弱者となる。

 

 

情報弱者が悪いなどそんなことはもちろんない。

しかし、情報を正しく選択し活用できる他者と比較すると人生のあらゆる局面において損するなどネガティブな結果をもたらす原因となるのである。

 

 

では私たち若者の情報リテラシ―向上にはどういったことが有効であるのか。

 

それは情報源を偏らせない。

そして情報比較を繰り返すことであると私は考える。

 

基本的になんでも疑ってかかる。

言葉は少々乱暴であるがそうしたスタンスがこの情報が氾濫した社会において非常に重要となってくるのは間違いない。

 

今一度、普段どこから情報を収集しているのか。

また情報源は偏っていないか。

振り返ることを推奨する。

 

 

という私も情報リテラシーは高いどころか低いため

日々改善していく必要があることは一目瞭然である。